刀剣乱舞無双 其の八十三

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刀剣乱舞無双 其の八十三

こんのすけ「演算結果が乱れていますね。
石田三成の動きがとらえられません」

歌仙「確定しているのは、京の市中、六条河原で石田三成の処断が行われること…だけか」

鯰尾「関ヶ原で負けたとはいえ、石田三成と時間遡行軍のつながりはまだ健在でしょうね」

面影「ああ、必ず時間遡行軍が六条河原での処断を妨害してくる」

鯰尾「……面影がこんのすけよりも早く敵の動きを予測できるのってさ。
自分の一部が日向状態になって時間遡行軍と行動していて、離れても自分の一部だからそれが伝わってくるとかなのかな?」

審神者「あー……。 考えられなくはないね」

骨喰「俺は蝶も怪しいと思う。
面影の背中にも翅の模様がある。
この物語の中で飛び交っている蝶の全てが面影から離れた面影の一部だったりするんじゃないか。
時間遡行軍の蝶も含めて」

一期一振「六条河原へは徳川兵が石田三成を護送する…。
その道中が一番狙われるかと。 断固阻止しましょう」

日向「そうだね。あの方と時間遡行軍はもう結託させない。
僕らの手で敵を一掃してしまおう」

審神者「鯰尾、ひとりフルボーナスでやる気だ」

鯰尾「日向が戻って来て気合が入ってるのかも」

骨喰「支援は山姥切、山姥切国広、面影だな」

審神者「山姥切ふたりは選びにくいて。
場所が場所だけど、復帰祝いに日向くんと行く」

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審神者「草……」

骨喰「壁伝いなのは妙だが、これはさすがに紅葉だろう」

鯰尾「ずっと赤かったのに、青くなったね」

審神者「樽にも紅葉がまとわりつっ、壊れた!?
ど、どうしよう、壊しちゃった……!」

鯰尾「うわっ、さっきの攻撃で壊れちゃった!?
どうしよう、いち兄…」

一期一振「いっそのこと、もっと壊してしまおうか。
ほら、広いほうが戦いやすいだろう?」

審神者「一期一振がそう言うなら問題ないね。 壊す!」

鯰尾「うん。 いち兄がそう言うなら思いっきり壊しまくろう!」

骨喰「いち兄の許可がおりるとやりたい放題だな」

審神者「あ、こっちには赤い紅葉も舞ってる」

鯰尾「こんな小路に潜んでたなんて…。
まったく…油断大敵、ですね!」

審神者「あぁ……。
鯰尾が鯰尾が鯰尾が鯰尾が……」

鯰尾「俺が何さ」

審神者「輝いてる……。
直射日光のように鯰尾の戦いと言葉が飛び込んでくる……。
直射鯰尾……もっと浴びたい……」

鯰尾「げっ…挟み撃ちですか?
でも、一体ずつ倒していけば大丈夫!」

審神者「鯰尾を挟むなんてずるいっ!
ずるすぎる……!」

鯰尾「挟んでいいよ? ほいほい~」

骨喰「なぜ俺まで巻き込む」

鯰尾「だってふたりじゃないと挟めないから。
……はぁ、主と兄弟に挟まれるの幸せ」

骨喰「…………。
……時間遡行軍が甲になっているな」

審神者「本当だ、赤い」

鯰尾「いつも俺たちが戦ってるやつらだね」

こんのすけ「時間遡行軍が護送隊を襲撃しました…!
徳川兵が応戦しています」

歌仙「敵はまっすぐ石田三成の元へ向かったか…。
僕らが行くまで持ちこたえてくれよ」

一期一振「っ…どこからでも現れますね。
敵はそれだけ本気ということでしょうか」

日向「うん…でも、僕らだって本気だよ。
これ以上は、あの方の元へは行かせない!」

審神者「でっかい苦無が沢山の小さい短刀連れてるの可愛い」

骨喰「こうして見ている分にはな」

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鯰尾「うわっ、なにこの紅葉」

審神者「病気なのでしょうか……」

骨喰「紅葉も気になるが、辺りの結晶化も気になる」

鯰尾「潜んでいた敵はだいぶ片づけましたけど…。
護送隊のほうは大丈夫なんですか?」

こんのすけ「先ほどの襲撃は徳川兵が対処したようです。
皆様は、このまま敵の排除を進めてください」

審神者「人間に負ける時間遡行軍って……」

鯰尾「徳川兵が強すぎるのか、時間遡行軍が弱すぎるのか……」

骨喰「徳川は時の政府象徴なんだろう?
だとしたらその強さは政府の時間遡行軍に対する抗戦意識に由来するのかもしれない」

日向「人の力で時間遡行軍を退けるなんて…。
うん、僕らも負けていられないね!」

審神者「若干刀剣男士をどん引かせる徳川兵のこの描写面白い」

鯰尾「兄弟の言うように、東京心覚とかでも徳川のやつらがやたら強く描かれるのはこういう理由なんだろうね」

審神者「そこが伝わってくるのがまた面白いよ。
うおおお!って無双する徳川兵の人間。
刀剣男士に守られるだけじゃない人の強さ、時間遡行軍に抵抗するその思い。
それが込められた物語……。
直接描かれていなくても戦う徳川兵の姿と。そこに編み込まれた魂を感じるよ。
……好きだなあ、この描写」

一期一振「敵を発見しました。
さすがに、そろそろ打ち止めでしょうか」

鯰尾「そうだね。
じゃあ、もう一踏ん張りといきますか!」

審神者「カマキリさん、また出張ですか」

鯰尾「赤い嵐の時はボスっぽかったのに地位を完全に落とされたよね」

骨喰「登場の段階で主殿に十分地位は落とされていた」

審神者「えへへ」

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